HardwareWatchdogTimer

ある機械がハングアップしてしまう場合にそなえて、自ら監視し再起動を行うための仕組みを一般にウォッチドッグタイマという。ネットワーク上のサービスはもちろん、IoTデバイスを長期間運用する場合にも必要性が高くなる。
今回はハードウェアウォッチドッグタイマを調べた際のメモ。

555 Watchdog Timerのサイト上で紹介されている方法を参考にパーツを揃えて組んでみた、のだけれどもサイト上の作例写真(&動画)と回路図が微妙に違っていた。写真&動画が正解のようだ。

というわけで写真&動画を元に物理的な配置図と回路図を作ってみた。

この回路ではハートビートが消えてから再起動が実行されるまでの時間はだいたい26秒、再起動ができない状態で改めて再起動を試みるまでには13秒程度かかる。ネットワーク機器、特にWi-Fi機器の場合はちょっと短すぎる気がする。R1 1MΩ(茶黒緑の抵抗)を2MΩにすると倍の時間、3MΩにすると三倍の時間にできることがわかったので、適宜調整すると良さそうだ。

参考
https://www.youtube.com/watch?v=Qyxv4TGqafo
https://github.com/upperboundcom/watchdog_timer_demo
タイマーIC「555」を使い倒そう

おまけ
LED表示が不用な場合の構成を作ってみた。
元サイトによるとD2を削除できるとのことなのでバッサリ取り除いた。

1 Comment

[…] 先日のHardwareWatchdogTimerをモジュール化してみた。 今後、長期運用目的の電子工作にはHardwareWatchdogTimerを取り入れようと思ったので、試作時の利用及びPCB基板化の練習としてモジュールを作った。 […]

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