タッチ端末やキネクト操作のコンテンツで、「ユーザーがコントロールするオブジェクトが、敵などのオブジェクトに当たって消える」ときに、指などが重なりわかりにくい時があります。
その時に、吸い込まれていく表現を上手くコントロール出来たら、より明示的により気持ち良い表現が出来るかもしれません。
今回は幾何学的に解決してました。
それには、消去点までの回転の半径と角度、回転数を定めて、その曲線上を動かせば表現できそうです。
Archimedean Spiral – wonderfl build flash online
これは、アルキメデスの螺旋と言うそうです。
比較的スムーズに製作でき、スクリプトもシンプルでどのような形になるのか扱いやすく綺麗な曲線です。
しかし、いざ動かしてみるとどことなく動きはどこか単一的で人工的です。
そこで対数螺旋です。
自然界でも様々なところで観察され、黄金旋律などにも応用されています。
Logarithmic Spiral – wonderfl build flash online
式は一見ではどのような形になるのか不安でした。
スクリプトと形が上手く表現できず工夫も必要でした。
しかし、いざ動かしてみるとアルキメデスの螺旋より自然な曲線を書け、よりダイナミック動きになりました。
今回は幾何学的に表現してみました。
自由に扱うことができれば、力強い見方になってくれそうです。
ただ、タッチ端末では今回のような幾何学的な表現より、引っ張る方向と進む向きなど力学的な表現の方がいいかもしれませんね。
上手にか書かないと。吸い込まれないで消去点付近でぐるぐる回ってしまったり、スピードが上がりすぎてどこかに飛び出そうですけどね・・・
参考
螺旋
http://www.wakayama-u.ac.jp/~ysaito/spirals.html
対数螺旋 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%95%B0%E8%9E%BA%E6%97%8B