CSS147色をHSVの順番で並べてみる。
プログラムで色を出すときには、RGBの方が扱いやすいんだけど、「もうちょっと明るい色」みたいに調整する時にはHSVでの値指定の方が明らかに扱いやすい。
ちょっとはHSVに慣れておいた方がいいかなと思っていじってみた。
調べていくと色を扱うのは、不合理なところが多いのでめんどくさかったり、面白かったりする。
今回扱ったCSS147色では白系が多すぎる気がするし、名前は違うのに同じ色を指していたり、grayとgreyが混在していて、文化というか歴史的経緯の塊であることがわかる。
でも、コンピューターで色を扱うこと自体に、妥協というか限界があったりもするのでしょうがないよね、という気もしてくる。そもそも人間の光の感じ方が不均一だったり、人によって違っている。人間が使うものだから、文化に規定されるのは当たり前の話だ。
ところで、当初このコードでやりたかったのは、そんな話じゃなくて、構造体の使い方だったりする。
よく、命名規則の話で(アプリケーション)ハンガリアン記法の例として、priceDolとpriceYenを足すようなことを防止するため、という例が出てくる。もちろんそれは良いと思うけど、そもそもDolクラスやYenクラスでしかお金を扱えないようにしておけば、足すような事故が起きない。
RGBを例として作り出した、はずなのにぜんぜん違うものになってしまった(RGBColorクラス辺りがその残骸)。まあ、その不合理なところが面白い、はず。