弊社梅原がワークスコーポレーションのCGWORLD 2010年7月号 vol.143にてFlash CS5のレビュー記事を書きました。
Flash CS4では新機能てんこ盛りでしたが、それに比べると今回のCS5は全般的に地味目のアップデートというのが率直なところです。今回は新機能の追加よりもプラットフォームの拡大に開発資源を割り振ったのかもしれません。iPhone対応は残念ながらAppleの規約変更により実質的に止められてしまいましたが、GoogleのAndroidやChrome OS、Windows Phone 7、そしてケータイ向けのFlash Lite 4.0などへの対応を積極的に行っているようです。派手な新機能が少ないのは残念ですが、今最も求められているのは間違いなく、対応環境を広げる施策です。その意味でAdobeの判断は理にかなっていると思います。今後の成果が現れてくるのが楽しみです。
地味目のアップデート、と書いてしまいましたがそうは言っても文字組やflaファイルのXMLベースへの移行など、渋めの機能の充実もあります。早く実制作でも機能を使いこなしたい、と思いながら記事を書きました。